mhxxは神ゲーなのか?

完全不定期でmhxxのことを書きます。ブレイヴでの突きガンランスをメインとしていますので知識の偏りがあります。

mhxx最弱のガンランス(覇たる炎帝ガルグロア)について

今回はmhxxにあるガンランス全114種の内、圧倒的逆頂点に位置する武器

覇たる炎帝ガルグロア

を紹介します。

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名前は強そうですね。

 

この武器の説明文にはこうあります。

「神秘の力を宿す銃槍。

猛き咆哮の如き砲撃が獲物を飲み込む。」

と。

 

「猛き咆哮の如き」と比喩されているように、砲撃に関して特別自信がある武器だということがこの説明文からは読み取れます。

 

また、「神秘の力」についてはこの武器の素材である、「欠けた石像」が関係しています。

この「欠けた石像」は、古代では信仰の対象にされていたという設定があります。

この武器は、その壊れた古代の歴史ある石像に、砲撃機構を付けた、大変罰当たりな武器です。

 

 

 

では、そんな名前も説明文も強そうなガルグロアの性能を見てみましょう。

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攻撃力はガンランス中トップタイの380であり普通に強いです。

また、斬れ味は緑100、匠2で白40と高攻撃力武器にしては良い方です。

 

しかし、その他の性能は擁護のしようがありません。

会心率-30%

無属性

スロット無し

通常型砲撃レベル1

と、欠点が数多くあります。

 

この欠点の中で、ガルグロアを最弱たらしめている要素は全部といえばそうですが、一番致命的なのは通常型砲撃レベル1です。

 

この砲撃レベルのため、ガルグロアを運用するためには必然的に物理に特化させるしかありません。

 

幸いにもガルグロアには、ほぼ唯一の手放しで褒められる点である攻撃力380。そして、比較的優秀な斬れ味である緑100、匠発動時の白があり、物理方面はそこそこな性能をしています。

 

しかし、そこに「猛き咆哮の如き砲撃」と今作屈指のゴミ要素である「ヒートゲージ」が恐ろしい負の噛み合いをみせて立ちはだかります。

 

というのも、今作のガンランスはヒートゲージという仕様により、砲撃を使わないと物理火力にデバフがかかります

なので、物理特化で運用するにしてもある程度は砲撃を使わなければなりません。

ですが、この武器の砲撃には素でデバフ(砲撃レベル1)がかかっています

八方塞がりですね。

 

また、通常型で物理特化なのもmhxxの場合は良くないです

通常型は、放射型や拡散型と比べてヒートゲージの上昇量が低い為、より多く砲撃しなければ物理火力が上がりにくいためです。

(一応砲撃を絡めたコンボが長く続けられる利点はある。ただし、この武器で砲撃を絡めたコンボは弱い。)

 

 

こんな名実ともに壊れたゴミなガルグロアですが、ハンターの中にはこんな武器でも使いたい、また信仰の対象にしたい、という酔狂な方もいらっしゃると思います。

ですので、一応この武器の運用方法についても紹介します

 

紹介するにあたって初めに断っておきますが、この武器はどう使っても何かの劣化になります。

それをご理解の上で先へ進んでください。

 

 

先程も述べたように、この武器は物理特化で使うしか道がありません。

また前提としてこちらも先程述べましたが、物理特化での通常型は微妙です。

それを押さえていただいた上で、考えられる型は以下の四つになります。

鈍器裏会心

鈍器超会心

匠裏会心

会心盛り

です。

 

 

まず鈍器裏会心で運用する場合です。

この武器の性能を見て、誰もが真っ先に思いつく運用方法でもあります。

素で高い攻撃力は裏会心との相性が良いです。また鈍器向きな緑ゲージが100もあるため、業物を切っての運用も視野に入ります。

ただし、これではルクバト(ガロア骨)のほぼ下位互換です。

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ガルグロアが勝っている点は、斬れ味と会心率になります。

逆にそれ以外は負けています。

更に会心率に関しても、プラス会心に直すと、1.25%しか勝っておらず誤差となります。

斬れ味に関しては、ルクバトが緑60しかなく斬れ味の補助が必要になる為明確に勝っています。

しかし、鈍器裏会心運用では他の火力スキルを採用しにくいため、空いた業物の枠に特に入れるものがないのが現状です。

 

 

次に鈍器超会心です。

斬れ味を鈍器一つでカバー出来るため、会心系スキルを採用しやすく、-30%でも超会心採用圏内まで無理矢理持っていくことが可能です。

ただし、これではブルトデアマンテ(宝纏)の完全下位互換です。

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清々しいまでに全て負けています。

ブルトデアマンテは鈍器超会心の最終形態みたいな性能をしていますので、相手が悪いと言えばそうです。

 

 

次に匠裏会心です。

匠2と業物があれば臨戦と併せて十分に立ち回ることが可能です。

匠2、業物、裏会心と必要スキルが多めなため、スキルの自由度は低くなっています。

この運用では、クロムウェル(鏖魔)の下位互換となります。

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ガルグロアは攻撃力において10勝っています。

が、それのみで紫ゲージと砲撃レベルを返すのは無理です。

 

 

最後に匠会心盛りです。

匠斬れ味を積んだ上で超会心までつけようとすると、頑張っても会心率50%(見切り3弱特)が限界です。

会心率50%でしたら、超会心よりも会心を盛った方が良いためここでは会心盛りで話を進めます。

この運用では、怒守罵王の全砲発のほぼ下位互換となります。

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斬れ味以外は負けており、その斬れ味も臨戦があれば怒守罵王の長さ20で維持できます。

ガルグロアは頑張れば匠1でも白運用が可能ですが、代わりに付くスキルも大したものがないです。

 

 

このように、正直ガルグロアは実用面ではどうしようもない性能をしています。

無理矢理この武器の用途を捻り出すとすれば、砲撃特化で下位ハンターの手伝いが出来るのは良い点かもしれません

下位ハンターにはG武器の圧倒的火力でヌルゲーになるのを嫌う方もいますので、G武器ながら下位レベルの砲撃が出来るこの武器は適任です。

 

皆さんも下位のお手伝いの際には、猛き咆哮の如き砲撃で獲物を飲み込んでみては如何でしょうか?